デザインの基礎知識~フォント編~
2023年06月05日(公開日2022年03月28日)
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前回はデザインの基礎知識、色編をお伝えしましたが、今回はフォントについて書きたいと思います。
フォントは名刺やチラシ、ポスター等をデザインする上でとても大事な要素になります。
①明朝体とゴシック体 日本語
日本語は大きく分けて明朝体とゴシック体の2種類になります。
明朝体は横線に対して縦線の方が太くなっており、とめ、はね、はらいや文字の端に飾り(ウロコ)がある書体です。
一方でゴシック体は横線と縦線の太さがほぼ同じで構成されているため、
とめ、はね、はらいや文字の端に飾り(ウロコ)がほとんどない書体です。
②セリフとサンセリフ 英語
アルファベットの書体も大きく分けてセリフとサンセリフの2種類です。
セリグは線に強弱があり、文字の端に飾りがついている。
一方でサンセリフは線が一定の太さで、文字の端に飾りはない。
③フォント選びの三要素
フォントの三要素は可読性(読み取りやすさ)、視認性(見やすさ)、判読性(伝わりやすさ)です。
可読性とは文字のサイズや太さに影響を受ける事なく、読み取りが出来ます。読み取れるという事は情報が届くという事なので、
三要素の中で最も重要と言えるでしょう。特にプレゼン資料はバナー、ランディングページ(LP)などはパッと見の伝わりやすさが
大事なので可読性を意識したフォントを使用する事が多いです。
・游ゴシック
・游明朝
視認性は見やすさなのでフォントサイズが変わったとしても文字が潰れず、
背景色や画像と重なっていても見やすいというのが視認性の高いフォントになります。
・MSゴシック
・HGゴシック
判読性は伝わりやすさなので、似た文字を瞬時に判断出来るかがポイントとなります。
日本語は似ている漢字が多いので
・メイリオ
・Noto Sans Japanese
・ヒラギノ角ゴ
デザイナーは上記のような事を意識して依頼内容に適したフォントを選定しています。
また伝える相手、見せる相手によってもフォントは変わってきます。
女性向けの広告なら細めのフォントが良かったり、高齢者向けの案内であれば太めのフォントを選んだりする事があります。
だからこそ事前の打ち合わせやヒアリングシートでターゲット層やイメージの共有をすることで、デザイナーはそこまで細かく考えています。
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